リハビリメイクラボ
リハビリメイクラボ

医療現場 医師のお声

医療法人社団済安堂 井上眼科病院 名誉院長
若倉 雅登(わかくら まさと)先生

「眼瞼痙攣患者に対するリハビリメイクは、対症療法の一つで、ある程度の症状緩和に寄与するが、単なる対症療法にとどまらず、視力という機能と、眼・眼瞼を中心とした外観の両面に同時にアプローチすることで、最終的にはQOL向上をめざすものである。
また、リハビリメイクは、ボツリヌス療法など他の治療法と競合するのではなく、併用することで相加・相乗効果も期待できると考える。」

日本医科大学 形成外科学教室 主任教授
小川 令(おがわ れい)先生

「けがややけど、または手術の後に残った傷あとに悩む方の中には、外見の変化をなかなか受け入れられず、つらい気持ちを抱えることがあります。そうした方にとって、リハビリメイクは自分自身でできる心のケアのひとつであり、生活の質(QOL)を大切にするこれからの医療の中で、役立つ取り組みとなっています。」

日本医科大学 形成外科学教室 准教授
小野 真平(おの しんぺい)先生

手術やけがを経験された患者さんの中には、外見の変化に悩む患者さんは少なくありません。リハビリメイクは、ただ傷を隠すだけではなく、「自分らしさ」を取り戻すための一歩です。手術やけがのあと、「また笑顔で外に出られるように」「前向きな気持ちを取り戻せるように」そんな想いにそっと寄り添い、背中を押してくれる力があります。リハビリメイクは見た目のケアだけでなく、心のケア、そして社会復帰への大切なサポートとして、医療の現場でも欠かせない存在となっています。